04761-170510 鉄道撮影にSIGMAのカメラを選ぶ
https://flic.kr/p/UnRhUB https://c1.staticflickr.com/3/2837/34377815715_2884989797_b.jpg SIGMA dp0 Quattro
JRにお勤めの大学院生と話していたら、鉄道写真を撮影していると判明し、写真談義。
すべてフィルム撮影で、基本的にはリバーサルのISO400。手に入らないときはISO100のベルビアを使うとのこと。やはりベルビアの発色が気に入っているそうだ。でも最近フィルムの入手が厳しくなってきているため、本気でデジタル化を考えているという。shioが持っていたシグマ sd Quattro H に興味があるので、撮影した写真をご覧いただきながら、シグマのカメラに使われている三層構造のFoveonセンサーの仕組みと優位性をご紹介。 他社のカメラはすべて単層センサーの平面上にカラーフィルタをつけた画素を並べている。各画素は赤、青、または緑のいずれか1色の情報を取得するので、周辺の画素から他の色情報を混ぜ合わせて「色作り」をする。画素数がどんなに多くても原理的に、にじむけれども、少ない情報から色作りできるので、暗い場所で感度を上げて撮影してもよく写るのが特徴。shioも、夜のイベントや地下など、暗い状況で撮影するときはペンタックス K-1 やキヤノン EOS 6D を使います。 SIGMAのFoveonセンサーは3層構造で、各画素の表面から順に、青、緑、赤の三原色を取得する。カラーフィルタを必要とせず、1画素ごとに明るさ情報と色情報を取得できるので、周辺の画素同士で情報を混ぜ合わせる必要がないため、にじみのないクッキリした画像をありのままの色彩で写します。ISO感度を上げると粒状性が荒くなるフィルムと同様の特徴です。濁りのないSIGMAの描写は、金属の質感、光の反射、存在感、重量感といった表現を得意としています。 https://flic.kr/p/UnzJd4 https://c1.staticflickr.com/3/2901/34374779035_727f8510f7_b.jpg
その大学院生になぜフィルムを使っているのかを尋ねたら「撮影枚数が限られているので、1枚1枚大切に撮ります。また、すぐに見られないのもいい」という。そこでshioは、「デジタルでも小容量のSDカードを使えば撮影可能枚数は少なくなりますよ。僕自身、撮影直後のレビュは設定でオフにしていて、iPhone/iPadに読み込んでから撮影画像を見ます。撮影しているときは、今撮影した写真を見るより次の1枚を撮影する方が大切ですから」と答えたところ、「そんな設定あるんですか!! それならデジタルにします!!」
そこでカメラ選び。シグマの現行カメラは6台あります。
1. ミラーレス一眼カメラ
2. レンズ固定式カメラ
彼は 50〜200mm 程度の画角をよく使うとのことなので、sd Quattro Hまたはsd Quattroがよさそうです。
https://flic.kr/p/TMBmVj https://c1.staticflickr.com/3/2877/33990336780_7ff21618dd_b.jpg SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM